新国立劇場 オペラ
「シモン・ボッカネグラ」<新制作>
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海洋国家ジェノヴァに渦巻く恩讐と愛
相克と赦しの物語
ヴェルディ中期にあたる43歳で作曲し、24年後の大幅改訂で一躍成功を収めた『シモン・ボッカネグラ』が新国立劇場初登場。14世紀に実在した初代ジェノヴァ総督シモン・ボッカネグラを題材とし、平民派と貴族派の争いに、父娘や恋人の愛が入り組むドラマが力強い音楽で一気に展開します。フィエスコの沈痛なアリア「引き裂かれた父の心は」、アメーリアのロマンツァ「暁に星と海はほほえみ」、シモンとアメーリアの二重唱、ガブリエーレのアリア「わが心に炎が燃える」、シモンのモノローグ「慰めてくれ、海のそよ風よ」、そして緊迫した重唱や多彩な合唱と聴きどころも満載です。元海賊で名総督となるシモン(バリトン)、貴族階級で厳格な性格の宿敵フィエスコ(バス)をはじめ、ヴェルディならではの男声低音キャラクターの魅力が凝縮され、上演には盤石の歌手陣を必要とする作品でもあります。
演出にあたるのは、長年オランダ国立オペラを率い、18年からはエクサン・プロヴァンス音楽祭総監督を務める、現代オペラ界屈指の演出家ピエール・オーディ。現代アートのアニッシュ・カプーアとのコラボレーションです。指揮にはイタリア・オペラへも情熱を注ぐ大野和士自らが当たります。シモンにヴェルディ・バリトンとして世界を飛び回るロベルト・フロンターリ、フィエスコにはミラノ・スカラ座をはじめ著名劇場でバスの諸役を務めるリッカルド・ザネッラート、パオロに実力派シモーネ・アルベルギーニと重厚な布陣。アメーリアにスター・ソプラノとして日本でもファンの多いイリーナ・ルング、そして恋人ガブリエーレには輝かしい声が持ち味のルチアーノ・ガンチが待望の登場を果たします。
本プロダクションはフィンランド国立歌劇場及びテアトロ・レアルとの共同制作で、新国立劇場での初演後にヘルシンキ、マドリードでの上演が予定されています。
注意事項
- 未就学児童入場不可。
- やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。
- 営利目的の転売を禁止しております。必要に応じて興行主にお客様の個人情報をお伝えする場合がございます。
公演概要
日程 |
2023年11月15日(水)
〜11月26日(日)
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会場 |
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価格 | S席 29,700円→28,220円 B席 17,600円→16,720円 ★11/26観劇特典あり。詳細はログイン後にご確認ください。 |
作曲 | ジュゼッペ・ヴェルディ |
指揮 | 大野和士 |
演出 | ピエール・オーディ |
出演 | ロベルト・フロンターリ、イリーナ・ルング、リッカルド・ザネッラート、 ルチアーノ・ガンチ、シモーネ・アルベルギーニ ほか |
公演スケジュール
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